ます始めにやることは
では予備校に通わず独学で勉強して、合格を勝ち取るためには問題集や参考書を何冊くらい勉強すればよいのでしょうか?
受験勉強をするにあたって、やみくもに勉強をしていたのでは効率よく勉強することが出来ないのは当然です。まずはしっかりと過去問題集などで、警察官・消防官採用試験に出題される頻出分野や問題傾向を分析していく必要があります。
そのためにもまずは、過去問題集を購入しすることをオススメします。
過去問題の分析が最優先事項である!
過去問題集の購入
各予備校などが出版している過去問題集などはシリーズ化されており、各科目(数的処理、文章理解、社会科学、人文科学、自然科学)ごとに分けられています。まずはすべての教科を1冊ずつ購入して、どんな問題が過去に多く出題されているかを把握していきます。特に苦手教科の含まれる科目はしっかりと内容を確認して、本当に捨て教科として良いのか?どれくらいの問題数が出題されるのか?を分析しておく必要があります。
受験生の中には、科目によって出版社の異なる参考書を購入する方がいますが、それは控えたほうが良いでしょう。購入するのであれば、すべて同じ予備校(出版社)が発行しているシリーズをまとめて購入することを推奨します。
過去問題をシリーズで全教科まとめて購入する
予備校代に比べればはるかに安く済む
最終合格までに必要な問題集はどれくらい?
最終合格に必要な冊数は人によってかなり幅があるとは思いますが、過去問題集を5〜7冊、論文・作文対策に2冊、面接対策に2冊は最低限必要な冊数といえるでしょう。また警察官採用試験を目指すのであれば漢字の問題集1冊が加えられます。
あくまで最低限必要な冊数ですので、これに苦手科目を補強するための参考書や問題演習を行うための消防・警察以外の公務員試験の問題集も必要になってくるでしょう。
合計すると15〜20冊は必要になります。20冊というとかなり多い感じがしますが、合格される方はこれくらいは最低限やっているのが現実です。1冊1000円〜1500円ほどですので、値段にすると2万円〜3万円程度になります。3万円ほどであれば、予備校で何十万もかかることに比べれば破格の安さですので、問題集や参考書はケチることなく購入するのが良いでしょう。
へたにケチって不合格ということになれば、1年採用が遅れることになりますから、一生のうちに稼ぐ額が減ることになります。1年間分の年収(500万程度)の損害が出るということになります。それに比べれば、たった3万円ほどで高倍率の公安系公務員試験に合格できると思えば非常に安いものです。
参考書・問題集は15〜20冊は必要
不合格になると年間約500万の損害が出る